色情報を持った計測は、まだまだ新しい技術の為、常に挑戦の繰り返しだと思っているので、それをこなしていく楽しさがあります。

エンジニア / CAE・リバースエンジニアリング

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エンジニア(CAE)

三次元計測機器を使い、現物から3Dのデジタルデータの作成を行っております。
色情報を取得できる計測器を導入し、鉄製品の腐食や、樹脂製品の白化のプロセスを計測しています。
また、一点物の美術品の計測も行い、レプリカの作成なども行っております。

今まで写真で記録をしていたことが多かったんですが、それが3Dのデータになることで、パソコン上で拡大と縮小を行いながらの検証だったり、確認を行うことができています。

現在使用している計測機は、計測時間=データ容量に繋がることが分かっています。
どのような計測方法だと計測時間の短縮に繋がるかよく考えるようにしております。
そうすることで、実際に計測する際に最短かつ最小のデータの作成に繋げられると思っております。
作成したデータの編集作業では、実物に対してPCのモニター上に映っているデータと乖離が無いように計測物をよく見て、状態の確認をしっかりと行いながら慎重に編集を行っております。

リバースエンジニアリング

ものによってはバラシ作業も行っていて、それはリバースエンジニアリングと言われる分野の計測に関わっていると思うのですが、工程としては、まず車両1台まるっと計測を行います。
その後に車両のばらしを行ない、単品での計測を行います。
最初に1台撮ることによって、後から単品で撮ったパーツをそこに当てはめることで1台の時では見えなかった裏側の部分も最終的には見えるデータの形にまとまります。

美術品の計測

入社してから車に関わることが多かったんですが、美術品に触れることというのはとても新鮮味を感じております。

制作者の方と身近に仕事を進めることができているので、どういった撮り方をしたら、制作者の方にうまく伝わるのかとか、よく考えながら作業をすることが増えたので、ただの作業者としてではなく、一緒に作業をしている感じを感じています。

あなたにとってフィアロとはなんですか?

新しいことに対して挑戦できる場所だと思っております。

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