UXという定義は本当に幅広く難しいテーマでありますが、これがまた刺激的で面白くもあります。

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UI/UXでの取り組み

(I)
モビリティーが持っている移動の手段という本来の目的にテクノロジーを加えることで、ユーザーに所有・利用する魅力をもっと高められないかということを、日々お客さんと一緒になって取り組んでいます。

(M)
こんなデバイスとこんなデバイスを組み合わせると、こんなことができますよとか、こんなプログラミングとこんな画像を組み合わせると、こんな体験仮にできますよねみたいな。そういった打ち合わせを何度も繰り返して、お客様のイメージすることが実現できるかとか、アイデアをなるべく出せるような打ち合わせになるように心がけています。

(G)
お客様と会話をする中で、一方向からの情報だけではやはり答えが見つかりませんので、インターネットを駆使したりとか、実際、ユーザーさんにインタビューをしたり、あとは体験できるものは、直に体験をしたり、いろんな情報を駆使しながら答えを見つけていくというところが必要かと思います。

UI/UXの価値

(I)
近年、インターネットの劇的な進化がもたらす影響は非常に大きくて、より快適な空間の中に新しいコンテンツを組み込むことで、今までにない新しい価値を生み出すことが可能となりました。


(M)
クルマ同士、クルマと人とのコミュニケーションが車車間通信でより身近になることで初めて実現できる新しいエンターテインメントであったり、AR/MRなどの技術を応用することで、人間の身体機能を拡張して安全運転をサポートする機能などをテーマに検証モックを作成しています。


(G)
自動運転化に向かい、自動車は運転する喜びから移動空間への有効活用へ変化していくものと思います。
アナログからデジタル化が急速に進んでいて、ディスプレイも大型化、複数化がトレンドとなってきています。
また、スイッチの数も大幅に減り、アナログ的な操作からスマホ的な操作が主流となってきています。


(P)
クルマの中にあるタッチスクリーンとかボタンとかステアリングホイールとか、それも理解が変わっていっているから、デジタル世界の中でどういうインターフェースを作れば一番うまくエクスペリエンスにつながるかが、すごく大事なことと思っております。

Creative Hub

(I)
無数にある選択肢も、実際の開発現場を持つフィアロが担うことで、より具体的な検証を素早く対応できることも強みのひとつであり、数年前には東京原宿にUXを専門に手がけるクリエイティブハブを開設しました。


(M)
フィアロのUI/UXチームは、グラフィックデザインやユニバーサルデザインだけでなく、モーターやアクチュエーターを組み合わせた可動部品の設計/制作、
GUIと可動部品を制御するプログラミングなど幅広い領域をカバーしています。


(G)
より新しい情報が必要であったりとか、変化に敏感だったりとか、原宿という変化の激しい街の中で、常にアンテナを張りながら最新情報やデザイン・体験などを行っています。

UI/UXの今後

(M)
UI/UX事業はまだ始まったばかりの領域です。
この領域の知識や経験を既存のメンバーに横展開していくことが今の課題かなと思っています。


(G)
一つでもスタンダードになるものや、トレンドになるものが世の中に生み出せていけたら、とても充実したやりがいのある仕事になると思っています。


(I)
これからは各領域のスペシャリストたちが、それぞれ「UXとは何か」を考え行動していくことが必要です。
UXを中心に伝統と経験を活かし、プロジェクトを推進していく。
それこそが、これからのフィアロの目指す姿であると確信しています。